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5回に分けてお送りしたスペイン旅行記、いかがでしたか？
久しぶりの海外旅行で、はしゃぐ私の浮かれぶりが、
伝わったでしょうか（笑）。

さて、今回は旅行記最終回。
最終日23日は朝の8時半にホテルを出て、
一路バラハス国際空港へ。

マドリッドからヘルシンキまで5時間弱、
ヘルシンキから名古屋まで10時間弱の空の旅です。
日本とマドリッドは7時間の時差があるので、
帰りはそれを足して丸一日の移動
もちろん、機中泊です。

飛行機の爆音の中、座ったまま熟睡するのは大変でしたが、
一つだけ面白いことがあったんです。

それは多分フィンランド人のCAさんが、
飲み物サービスをしている時に起こった！

彼女は私の顔をじっと覗きこみ、笑顔で
「welcomeは日本語で何というのか？」
と聞いてきました。

私は何でそんなこと聞くのかな？と思いながらも、
笑顔で「ようこそ」と教えました。

すると二回目の飲み物サービスの際、件のCAさんが、
日本人のお客さんに「ありがとう」と言われる度、
「ようこそ！」と答えているではないですか！
おお、何というミステイク！
彼女は「welcome」ではなく、「You’re　welcome」の
日本語訳を聞いていたのでした。

このまま彼女は間違った日本語でドリンクサービスを続けるのか？
ああ、哀れだ。申し訳なさすぎる。
これをこのまま放置したら、
日本とフィンランドの友好関係に傷がつく！

悩んだ私はCAさんのところに駆け寄り、
超中学生レベルの英語で、
「welcomeはようこそだけど、
You’re　welcomeはどういたしましてです。」
と伝えたのでした。

彼女は顔をしかめ、「OH！ドウイタシマシテ？」と
困惑した様子でしたが、
（そりゃそうでしょう。いきなり倍の文字数だ。）
すぐに笑顔に戻り、
「アリガトウ！」と言ってくれたのです。
私はすかさず、「ドウイタシマシテ！」と答えました。

さあ、オチが付いたところで（付いたのか？）
スペイン旅行記も今日が最後。
また楽しい旅行に行けるように、
お仕事頑張るぞ~