龍馬伝から人の認識について学ぶ

かつ

2010年01月13日 09:49

龍馬伝、見てますか?
私は第1回を、つい先日見ました。
第2回は見逃したため、土曜日の再放送を録画します。

大河ドラマを見るのは久しぶりです。
数年前、新撰組を見ていたのですが、
秋頃、新撰組の内部崩壊が激しくなり、
毎週好きなキャラクターが死んでしまうのにめげて、
見るのをやめてしましました。

今年はどこまで続くか、今から楽しみです。

第1回をこれから見るという方は、ネタばれになるので
ここからしばらく目を細めにして読んでください。

いろいろな感想はあろうかと思いますが、
私は好きです。ナイーブな福山龍馬。

特に印象的だったのは、母親が自分をかばうために
死期を早めてしまう場面。

こういう場合、予想されるのは

1.自分が上士の子にぶつからなければ、
  母は死なずに済んだのにと自分を責める。

2、上士を恨んで、仇討を誓う。

龍馬のすごいところは、どちらの考えも持たないと
いうところです。
(持たないことから、仲間に軟弱と責められるんですけど。)

仲間に「お前の母親は上士に殺されたんだろう。」
と言われ、龍馬はこう答えます。

「母は病で死んだ。」

また、他の場面ではこう言います。

「憎しみからは何も生まれない。」

客観的に見れば、龍馬の母親は長く闘病していたのですから、
もともとあの日に亡くなる運命だったかもしれない。
(もちろん、あの事件が死期を早めたという可能性は
とても高いですが。)

ただ、そういう時に家族、特に子供はその死を
客観的に捉えることはできません。

事実をどのように認識するか、
それによって人の人生は大きく変わります。

さすがに明治維新の立役者である坂本龍馬は、
ものの考え方、認識の仕方が凡人とは違うということでしょうか?

こういった視点で、これからも観ていこうと思います。

余談ですが、武市半平太が出てますよね。
グーグーガンモを思い出したのは私だけでしょうか?

関連記事