あなたはポジティブ?ネガティブ?

かつ

2010年03月25日 12:06

昨日の夜、ある会合に出ていたんですけど、
ご一緒した方が
「ポジティブって言われても疲れちゃいますよね。」って
ポツリとおっしゃいました。

確かになぁ。無理やりポジティブは疲れます。
ネガティブなこと考えちゃいけないって言われると、
余計に考えてしまうもの。
(スキーを履いた白クマのことは決して考えてはいけません、みたいな。)

私、自慢じゃありませんけど、ウルトラネガティブでした。
どんな場面に遭遇しても、一番最悪の事態を想像しておけば、
自分が傷つかずに済むからです。

考えるとその通りになるよ、と人に言われても、
考えるなと言われれば言われるほど、想像は悲惨な方向へ行くばかり。
(ゴーストバスターズのマシュマロマンみたいな。)

でも、やっぱり苦しい。
そこで工夫をすることにしました。

最悪の事態を考える→その中で自分がどうするか考える

もしくは、

最悪の事態があった→最悪だ→次にどうすれば避けられるか考える

最悪の状態で終わらせず、終わりをちょっとだけ上げてあげる。
嫌なことは嫌なことで受け止めて、その中で学べること、
教訓になることがなかったか考えると、ちょっとだけ上がる気がします。
ポジティブとは全然違いますが、ネガティブともちょっと違う。

うーん、いいネーミングが浮かばない。
ただ、この考え方でずいぶん楽になったことだけは確かです。

(参考にしたのは、和田裕美さんの著書です。
興味がある方は、お気に入りに入っている和田さんのブログへ
飛んでみてください。)

先日セミナーを聞きに行った時、講師の先生がおっしゃってました。
「不安というのは何か新しいことが始まるサインだから、
決して悪いものじゃない。」
確かに不安がなかったら、風車に突っ込んでいくドンキホーテみたく
なっちゃいますから、ある程度の不安は必要です。

ネガティブは悪くないけど、ネガティブなまま終わらせず、
ちょっとだけ上げてあげるっていうのが、私にはちょうどよいようです。

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