「てっぱん」が教えてくれたこと
NHKの朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
朝、ちょっとゆっくり出勤する時に、化粧をしながら観ています。
(でも、本当にたまにしか観ないので、話がさっぱりつながらない)
今朝も化粧をしながら、観ていたのですが、
あまりに感動するセリフがあって、思わず号泣。
せっかく塗ったファンデーションがはげた。
京野ことみ演じる小早川さん(なぜか妊娠しているらしい)が、
様々な事情があって、主人公の住む下宿に居候しているのだけれど、
彼女は、これまた色々な事情があるらしく、
気のいい他の下宿人の好意に甘えられない。素直になれない。
「私、甘えないことにしているんで。」とか言っちゃう。
そこで下宿人の一人が言ったセリフ。
「甘えるのと助けを借りるのは違います。
甘えると思うから苦しくなる。
助けを借りて、誰かにまた返せばいいんです。」
(細かい部分はちょっと違うかもしれませんが、大意はこんな感じ。)
それを聞いて、頭を殴られたような衝撃を覚えました。
そうだよなぁ。人間一人では生きられないんだから、
苦しい時に誰かの助けを借りるのは、
決して恥ずかしいことじゃないよな。
「人に甘えない」ってことは、「自分は一人で生きられます」
って言ってるのと同じで、人として傲慢かもしれない。
もちろん、自分で何の努力もしないで、人の助けばっかり
当てにしているのは論外だけれど、
精一杯努力して、それでも苦しい時は人の助けを借りてもいい。
自分がそれで大丈夫になったら、借りた人に返してもいいし、
同じように苦しんでる人に返してもいい。
若い頃は、NHKのドラマが説教臭くて嫌いだったのですが、
最近は感動することが多くて、
今日も新たな気づきをもらいました。感謝感謝!
って、私も年とったってことか?
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