女性起業家育成講座 第2回

かつ

2011年09月10日 14:34

昨日は浜松市男女共同参画推進センターにおいて、
女性起業家育成講座 第2回が開催されました。

講師は前回に引き続き、税理士・中小企業診断士の
山尾秀則先生です。

今回のテーマは、「自分の棚卸をしよう。」

「誰に」「何を」「どのように」売っていくのかを
明らかにする授業です。

山尾先生はパン屋さんの例を出し、
「例えば、ターゲットは健康志向の独身女性や小さい子供を持つお母さん、
商品は天然酵母を使ったパンや、ライ麦パン、
売り方は対面販売で、商品の情報をしっかりと伝えながら売る。」
などと、分かりやすく説明してくださいました。

ここで、講座生の方から鋭い質問。
「先生、自分の売りたい商品やターゲットが間違っていたら、
(市場性の薄いものだったら)どうするんですか?」

山尾先生曰く、
「今の段階では間違っていても構いません。
まずは、自分の希望、熱い思いを書き出してみましょう。
講座のブラッシュアップの時間に、周りの受講生や
講師の先生に客観的な意見をもらう中で、
自分の売りたいものと、お客さんのほしいものが
すりあわせできていきます。」

自分の売りたいものにこだわってばかりでは売れない。
かといって、お客さんのほしいものばかり考えていたらつまらない。
両者のマッチング、曲線の交わったところが答えなのでしょうか?
(中学の社会で習った需要・供給曲線を思い浮かべました。)

もちろん、お客さんのほしいものは常に同じではありません。
だから既に開業している私達も、常にこの棚卸を続けていく
必要があるわけです。

うん、早速やってみよっと。

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