桜は散るからこそ美しい。恋愛も…?

かつ

2012年03月29日 18:20



昨日のお昼御飯です。
ザザシティでお仕事があったので、地下でオムライス。
大好物の海老が乗っていました。

桜が咲き始めましたね。
一分咲きといったところでしょうか。

中学の時の、国語のO先生。
とっても好きでした。(あ、変な意味でなく(笑)。)
その先生が、こんなことを仰ってました。

「日本人はなぜ桜が好きなのか、知っていますか?
それはすぐに散ってしまうからです。
桜が一年中咲いててごらんなさい。
美しくも何ともない。

恋愛も同じです。
なぜ、恋愛小説は悲しい結末のものが多いのか?
なぜ、和歌には別れた恋人を思う歌が多いのか?

恋愛も、いずれ終わってしまうからこそ美しいんです。
大体、私たちラブラブなんですなんて小説が読みたいですか?
少なくとも私は読みたくないです。」

その時はまだうぶな中学生だったので、
そんなもんかなーと思っておりましたが、
四十路もすぎると、先生の仰っていた意味が
しみじみと分かる気がいたします(笑)。

今年の桜の見頃は、この週末でしょうか。
土曜日は雨が降りそうなので、ちょっと心配です。

花の色は うつりにけりな いたづらに
我身世にふる ながめせしまに 
by小野小町

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