若者の理系離れの原因は?

かつ

2012年08月23日 18:36


今日のお昼御飯です。

今日も今日とて年金事務所。
お昼は近所のロロカフェさんです。
鶏の唐揚げ甘酢掛けに、アイスコーヒーつけて1000円也。

さて、一昨日の日経新聞朝刊に、気になる記事がありました。
「東大でも定員割れ、知の国際競争、脱落危機」

東大の大学院でも定員割れが起きているのですね。
若者の理系離れが叫ばれて久しいですが、
日本の最高学府でも人員の確保に苦労しているとは!

私の憶測なのですが、理系教科に興味を持たないのって、
「なぜ?どうして?」っていう気持ちが薄れたのが原因なんじゃ
ないでしょうか。

今は物質的に恵まれていて、生まれつきエアコンもテレビも
家にあるから、
「どうしてエアコンから冷たい風が出てくるの?」とか、
「どうしてテレビに遠くにいる人の顔が映るの?」とか、
いちいち考えないで済みますよね。
だって、そういうものだから。

昔の人は、初めて家にテレビがついたとき、
相当ビビったと思うのですよ。
一体どんな仕組みで映ってるんだ?なぜ?どうして?って。
(うちの猫はいまだにテレビの後ろに鳥がいると思って、
探しに行きますけどね。)

すごく穿った考えかもしれませんが、
若者の政治不信も同じ構造じゃないでしょうか?
若者は選挙に行かない理由を、こう説明します。
「自分ひとり選挙に行ったって、何も変わらないから。」
だって、そういうものだから。

物質的に恵まれないといろいろ困ることがあるから、
何とかして便利にしようといろいろ工夫する。
今、理系離れが進んでいるのは、
結局困らないからじゃないかなぁ、と感じた訳です。

因みに私もバリバリ文系。
エラそうなことは言えません。
高校の数学のテストで、
f(x)=1とおく、と書いただけで1点もらったことがあります。
(あとは白紙)
先生、あれはきっとお情けですね(笑)。

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