昨日は資格の大原浜松校さん主催の、「社会保険労務士実務家講演会」に
講師として参加させて頂きました。
参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
「世の中に必要とされる社会保険労務士を目指して」という、
とても偉そうなタイトルですが、私が言いたかったのは、
①資格は手段であって目的ではないこと
②お客様のニーズに合った仕事をすること
の二点です。
私自身開業して3年目ですし、そんな偉そうなことを言える
人間ではないのですが、資格取得というのは怖いもので、
ともすると、それ自体が目的になってしまいがちなのです。
目標(この場合、合格すること)を設定し、それに向かって
コツコツと努力をし、模試の点数がだんだん上がってきて、
晴れて合格
勉強している過程で仲間もできるし、
この達成感は一度味わうと病みつきになります。
でも待てよ。そもそも私何のためにこの資格を取ったんだっけ?
ってなってしまうと、単なる「資格マニア」です。
私もマニアになりかけました。
だからこそ、その点を強調したかったのです。
資格取得はゴールではなく、スタートです。
②については、特に公的年金についての話をしました。
厚生年金基金が廃止の方向にあるように、
今後は日本も欧米諸国と同じような「自己責任の時代」
を迎えることでしょう。
そうなった時、公的年金だけでなく投資についても知識がないといけない。
だからFPの勉強も必要ですよ、と強調しました。
(ちょっと手前味噌ですね(笑)。でも、本当にそう思います。)
昨日は会場に学習塾講師時代の教え子N君も来ていて、
帰りにわざわざ挨拶に来てくれました。
今は金融機関にお勤めだそうで、立派になって嬉しい反面、
そりゃあ私も年を食う訳だとしんみり。
他の参加者の方々も皆さん熱心で、
最後までしっかり聞いてくださいました。
参加者の皆さん、大原の先生方、本当にありがとうございました。