昨日の晩御飯です。
提携先のFP事務所K社長からもらった大根で、
「ポトフ三段活用」を試みました。
一日目:ポトフ
二日目:一日目のポトフの残りにカレー粉足して、カレー
三日目:二日目のカレーにうどんを足して、カレーうどん
写真は二日目のカレーです。
コツは特にありませんが、しいて言えば
一日目のポトフを薄味で作ることくらいかな?
クタッとしてブロッコリーも、カレーにすると気になりません。
今日の夜はうどんを投入します。
さてさて、昨日の夜何気なくつけたテレビで、
「白熱教室@東北大学」やってました。
残念ながら最初の方を見逃しましたが、
とても興味深い内容でした。
ご覧になった方も多いことでしょう。
特に一番印象に残ったのが、最後の「復興のスピードについて」の問い。
今被災地で一番問題になっているのは、
復興が思うように進まないことだそうです。
原因は行政と住民との意見の相違。
VTRでは、津波被害にあった地域に3メートルの盛土をして、
そこに新しい街を作ろうとする計画がなかなか進まない現状を
リポートしていました。
行政としては、早く計画を進めたい。
でも住民の意見は、大きく二つに割れているのだそうです。
津波で被害に遭われた方が眠られている土地の上に、
新しい街を作るのは抵抗があるし、
津波の恐怖から、もう元の場所には住みたくないという意見と、
先祖代々守ってきた故郷で、どうしても住みたいという意見。
高台移転か?盛土か?
ここでサンデル教授が出した問は、
「行政は、例え時間がかかっても全ての合意を得るべきか?
それとも、復興のスピードを重視すべきか?」
会場になった東北大学では、両方の意見を持つ方が、
それぞれ発表されました。
「全ての合意形成なんて無理だ。時間がかかりすぎる。
また近い将来大地震が起こらないという保証はどこにもない。」
という意見。
そして、私が一番印象に残ったのが、それに対するこの反論です。
「全ての人の合意を得る、ということではなく、
全ての人が納得する計画を作るということです。そのための議論です。」
(細かい表現が違っていたらゴメンナサイ。)
これを聞いたとき、私は唐突に高校の倫理の授業で習った、
「ヘーゲルの弁証法」なるものを思い出したのです。
「テーゼ(一つの意見)」に対して、
「アンチテーゼ(反対の意見)」が出る。
そこから更に高次元の「ジンテーゼ(一つの結論)」が生まれる。
そのための議論。
(哲学に詳しい方、トンチンカンな意見かもしれませんが、
何せ素人なもので、お許しください。)
日本の政治って、今まで国にお任せ状態でしたよね。
国に任せておけば間違いないって。
国民は様々な意見を持っているけれど、
最後は国(政府)が決めたことに従おう、みたいな。
でも、どうやら国もあんまりあてにならないことが分かってきて、
やっぱり意見を言い合って、議論を重ねないといけない。
そうすることによって、更に高次元の結論が出るのかも。
話しが飛躍してすみません。
私にしては高次元なことを考えたためか、
昨日はグッスリ眠れました(笑)。
女性の経済的・精神的自立を応援する
浜松の行政書士・社会保険労務士
小田切克子事務所
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