同窓会とゴーギャンコンプレックス
昨日は中学の同窓会でした。
同窓会といっても、出欠のハガキが来る訳でなし、
幹事も誰なのか今一つ分からない、
ゆるい感じの同窓会です(笑)。
同級生の一人が肴街でバーをやっているので、
その店でお盆と年末の年二回、集まれる人だけで
集まるようになったのが2009年。
私もここ2回ほど参加させてもらっています。
店に入ると、カウンターの真ん中にシルバーグレーの男性が。
「老けた同級生だなぁ。」と思っていたら、
中学のバスケ部でお世話になったM先生でした。
昔はとっても厳しい先生でしたが、
昨日は終始ニコニコ。
卒業してもう30年近いからなぁ。
時間が経つってこういうことなんですね。
44歳ともなるとみんな子どもが大きくて、
中には「もう社会人だよ」なんて人も。
話題も子どもの教育や、親の介護。
40代って、大変よね~。
ゴーギャンコンプレックスって言葉がありますよね。
画家のゴーギャンは、43歳の時に妻子も母国フランスも捨て、
タヒチに渡りました。
人生80年時代、40代はその中間です。
自分の人生、このままでいいのかな?
リセットするなら、今が最後のチャンスかもしれない。
でも、昨日集まった同級生たちは、
いろいろ愚痴を言いながらも、
今自分の置かれた状況を一生懸命生きているなぁ、
っていう印象でした。
一晩、中学生に戻って大騒ぎして、
夜が明けたら、自分の家に仕事に帰っていく。
みんなカッコイイよなぁ。
そんなことを思った夜でした。
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