申請取次実務研修会

かつ

2013年09月14日 16:30


昨日は、行政書士申請取次実務研修会というのに行ってきました
申請取次というのは、お客様に代わってビザ関係の申請書を
入国管理局に提出できる資格のことです。

この資格は3年ごとに更新するのですが、
更新の条件が、証明書の有効期間である3年以内に、
1回以上講習を受けていること!なんですね。

今回は3時間の講習の後に、効果測定もあったんですよ~
3年前の講習でもあったことはあったが、
受ければOKみたいな感じだったんです。
それがマークシート方式になり、一定の水準以下は
補習を受けて頂きますと…。焦りました

内容は、まあ普通に実務をやっていれば何とかなる内容だったので、
多分大丈夫だと思いますが、いくつになっても試験は心臓に悪いですね。

これは小耳に挟んだ内容で、直接聞いたわけではないのですが、
「講習費を取っているくせに、講師の話が分かりにくい。」とか、
「下を向いて条文をボソボソ呟いているだけで、
人に聞いてもらおうという意識がない。」
などという話が出ることがあります。

確かに講師は入国管理局の審査官の方で、
人前でお話しする専門の方ではないので、
話が面白いか?というと、疑問符がつきます。
でも、それと「自分たちが勉強すること」は無関係だと思うんです。

これは子供の教育にも言えることで、
「先生がつまらないから、この教科はわからないし、
勉強する気にもならない。」とか、
「教え方が下手だから、成績が悪いのは自分のせいじゃない。」
みたいなことを言う子供が、実際いるんです。
(中には同じことを仰る親御さんもいます。)

これは「給食のおかずで嫌いなものは残してもいい」
という理屈と一緒で、必ずしも子供のためにはならないんじゃないかな?
(もちろん食物アレルギーがあったら、話は別です。)
だって、社会に出たら話が面白くない上司や顧客はたくさんいますから。

例え話がつまらなくても、それを自分が勉強しない言い訳にしては
いけないと思うし、つまらないなら、「どうやったら面白く聞けるか?」
工夫するくらいの姿勢が大切なんじゃないでしょうか。
学ぶって、そういうことだと思うんですけど。
(最近歳のせいか、愚痴っぽくなっている(笑)。)

幸い、昨日のご担当の統括審査官の方は、
とってもお話の面白い方で、入管の裏事情も聞けて有意義でした。
(しかも若い女性だった。女性の統括は珍しい)

これで取次証明書も無事に更新できそうです。
外国人のビザでお悩みの方、
申請取次を持った私たち行政書士を、是非ご活用ください。










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