お彼岸のお墓参り
今日の午前中は少し時間が取れたので、
ウンヶ月ぶりのお墓参りに行って参りました。
うちは新家なので、
このお墓には私の両親と姉だけが眠っています。
本当は先祖代々のお墓にもお参りしないといけないですが、
時間がなかったので、パスさせて頂きました。
(ご先祖様、申し訳ありません。)
お墓を建てて、かれこれ30年近くになるのですが、
いつの頃からか、芝が入り込んでしまって、
最初は頑張って抜いていたのですが、
いつしか自然の脅威に負け、一面芝だらけに。
今ではもうすっかり諦めて、アメリカンなお墓ということで、
勘弁してもらっています。
(お墓でピクニック出来そうな、見事な芝です(笑)。)
芝以外の草を抜いて、お墓をたわしで磨いて、
お花とワンカップ大関を供えたら、はい!出来上がり(?)。
うちはほとんど親戚付き合いをしていなかったので、
私以外お参りする人もなく、誰からも文句を言われないのが
墓守としては助かる。
反面、最後の墓守である私に何かあったら、
このお墓も荒れてしまうなあ…。と切なくもなります。
でもね、仕方ないですよね。
唐突ですが、私は五木寛之の「他力」や「大河の一滴」がとても好きで、
内容を忘れかけた頃にまた再読したりするのですが、
自力で何とかなる部分と、どうしようもない部分は
絶対にあると思っています。
それはもちろん自らの努力を否定することではなくて、
何でも自分の思い通りにはならないよ、ということを、
忘れてはいけないと思っているのです。
謙虚さを忘れないってことですかね。
(なかなかできないんですけど…。)
自力で何とかなる部分は最大限努力するけれど、
その後は天命を待つ!って感じです。
例え結果が思い通りにならなくても、腐ってはいけない。
だから私が最後の墓守になるのも、自力ではどうしようもなくて、
ましてや私が死んだ後のことを、あれこれ心配しても仕方ない。
そりゃあ霊園の管理の方にはご迷惑をお掛けするかもしれないけれど。
(アメリカンがアマゾンになりそうです…。)
後は自分の骨をどうするか、それだけは決めておきたいと思います。
お彼岸なので(?)、ちょっと暗い内容でごめんなさい。
最後に一言。
私がこうして毎日元気に仕事が出来るのも、
丈夫に産んでくれた両親のおかげです。
お父さん、お母さん、お姉ちゃん、
いつも見守ってくれて、ありがとう。
墓守娘は元気に頑張ります。
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