こんにちは(^O^)/
浜松の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー小田切克子です!
さて、先日静岡新聞にも掲載して頂きましたが、
6日の夜は、静岡新聞社・静岡放送主催の
「ブラッシュアップ女性講座2015」講師のお仕事でした。
この講座は全6回で、様々な分野で活躍(自分で言うのも、こそばゆいですが)
する女性が、毎月講演を行っていくというものです。
当日主催者にお聞きしたところ、始まって5年から6年は
経っているそうですが、毎回好評で100名以上の女性が
聴講に集まるのだそうです。
トップバッターということで緊張しましたが、
何とか1時間強お話させて頂くことができました。
この中でお伝えしたかったのは、「女子力=稼ぎ力」というタイトルの通り、
①フローを絶やさない女子であってほしい!
②そのために自らの付加価値を上げて、稼げる女子であってほしい!
という二点です。
何度も書きますが、私の事務所の経営方針は、
「女性の経済的・精神的自立を応援します」です。
女性は経済的に自立していないと、精神的に自立できない。
自分の生き方を、自分で決められなくなってしまいます。
これも何度も書きますが、DVの被害者で長年夫の暴力に
耐えてきた私の母は、経済的に自立していなかったが故に
(手に職がなく、自分名義のお金も全くなかった)
精神を病み、最期は命を自ら絶たなければいけなかった。
もし母が仕事をして、(あるいは投資をして)経済的に
フローのある状態であったならば、
つまり、経済的に自立している状態であったならば、
あんな惨めな死に方は、しないで済んだかもしれない。
離婚して一人で生きていくことだって、できたかもしれないのです。
そんな家庭で育った私は、
「自分は母のような生き方は絶対しない。
経済的に自立して、自分の生き方は自分で決める。
それが、最高の親孝行になる。」と心に決めて生きてきました。
19歳で家を出て、最初は生きていくのに精一杯でしたが、
いろいろな方に助けて頂き、何とか今も仕事ができています。
自分一人の力だけで生きてきたとは、決して思っていませんが、
自分で自分を、食べさせること。
自分の生き方は、自分で決めること。
この二つだけは、常に自分に言い聞かせています。
今の私があるのは、丈夫な身体に産んでくれた両親、
周りの友人、勤め先の上司、先輩、たくさんの方々の
助けがあってこそ。そこは疑いがありません。
でも、「天は自ら助くる者を助く」と言います。
私が怠け者で、自ら努力を怠っていたら、
誰も助けてはくれないでしょう。
だからこれからも、自らの目標に向けて、
つまり、「女性の経済的・精神的自立を応援する仕事」を、
一生懸命やっていきたいと思います。
私の、あまり楽しくはない体験談や、無謀とも思える抱負について、
1時間強、ご清聴頂いた皆様に、感謝申し上げます。
そして…。
当日駆けつけてくれた、高校の同級生が撮ってくれた写真です。
彼女たちは、私が19歳で家出をして、行くところがなくて
途方に暮れていた時に、
黙って下宿先のアパートにかくまってくれた命の恩人です。
この場を借りて、お礼を言いたいと思います。
ありがとう。これからも、よろしくね。