最近読んだ本から
最近読んだ本から。
友達が、「夜中に読んでたら、最後の2行で『えーっ』ってなって、
思わず2度読みしちゃった。」と言うので、試しに読んでみました。
最後の2行まで読み終わってもしばらく意味が分からず、
解説の「再読のお供に」の太文字まで読んで、やっと理解しました。
相当鈍いね、私(笑)。気分転換にはいいと思います。
ただ、正直内容じゃなくて仕掛けで読ませる体裁は、
決して読後感のいいものじゃなかったですね。
2度読みはしませんでしたが、1.5度読みはしました(笑)。
人前でお話しする仕事をしているので、参考になればと
手にしました。以前は話すテクニックより、話の中身を
磨いた方がいいんじゃないかと考えていましたが、
人の話を長時間聞くのは誰でも苦痛だから、
(私もそうだし)興味を持って聞いてもらうため、
話すテクニックは絶対必要。
短いセンテンスで、適度な間をおいて、ユーモアを交えて、
意味のある動きで…。
どれも基本だけれど、改めて意識するきっかけになりました。
巻末を見たら、ちょうど10年前の著作でした。
長く売れているのには、訳がありますね。
将棋は全然分からないんですが、ギリギリの努力を常に続ける、
継続できる情熱が才能なんだと。
とても普遍的な内容だと思います。
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