昨日は国際女性デー

かつ

2021年03月09日 12:36

こんにちは(^O^)/
浜松の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー
小田切克子です!

昨日3月8日は、国際女性デーでした。
1904年、ニューヨークで女性参政権を求める
デモがあったのが起源だそうです。

アメリカで女性参政権が、憲法で認められたのが1919年。
女性活躍が進んでいるというイメージのあるアメリカですが、
女性が政治に参加できるようになって、
まだ100年ちょっとなんですね。

日本はもっと遅くて、1946年。
まだ75年しか経っていません。

世界経済フォーラムが発表している
ジェンダーギャップ指数(各国の男女格差を測る指数)で、
日本は153か国中121位です。

実はこの指数、政治、経済、教育、健康という
4つの分野のデータから作成されるのですが、
日本の教育と健康のスコアは決して低くないんです。
(教育91位、健康40位)

足を引っ張っているのは政治と経済。
特に政治は153か国中144位。
ワースト10に入ってしまっています。

日本の衆議院の女性国会議員比率は9.9%で、
1割にも満たないのが現状です。
更に驚いたことがあります。
先程ご紹介した1946年の選挙で、女性国会議員比率は
なんと8.4%になったんだそうです!
75年も経つのに、1.5%しか増えてないって、一体…。

国会議員は国民の代表ですから、
本来であれば人口比に比例するはずで、
半分が女性であっても何ら不思議ではありません。

75年前に、女性参政権が認められるまで、
きっとたくさんの女性が行動したはずです。
そうやって渡してくれたバトンを、私たちは次の世代へ
繋がないといけない。

75年後の日本の女性に、今よりもっとよいバトンを
渡してあげたい。
そう思って、いつも仕事をしています。



関連記事