連休中読んだ本
こんにちは(^O^)/
浜松の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー
小田切克子です!
連休中(と言っても2日間)読んだ本です。
今の政治経済に構造的な問題があるとは感じていても、
それは新自由主義のせいだろう。
資本主義を修正して対応すれば、
何とかなるのではないか?
そんな風に信じて疑わなかったのですが、
著者は「それではダメだ!」と言い切ります。
資本主義というシステムの大転換を図れ!
SDGsは大衆のアヘンだ!と。
日本の資本主義の父、渋沢栄一のドラマが始まった今年、
この本が流行るのも、何かの因縁でしょうか。
ドラマで、栄一の母はこう言うのです。
「人は生まれてきたその時から一人でないんだよ。
いろんなものと繋がってるんだよ」
「あんたが嬉しいだけじゃなくて、
みんなが嬉しいのが一番なんだで」
だけど資本主義は貧困を生み、南北問題を生み、
地球環境を破壊してしまいました。
「みんなが嬉しい」ではなく、
「一部の人が嬉しい」世界になってしまった。
新書は大体1時間半もあれば読み切れるのですが、
これは読み進めるのがしんどかった。
他の本を挟みながら、少しずつ読みました。
eテレの100分で名著「資本論」を観てから読むと、
理解が更に深まるように思います。
あたりまえを疑え!
著者の過激な言葉のパンチ(しかも連打)に
打ちひしがれました…。_| ̄|○
関連記事