歴史に学ぶ人心掌握術(ちょっと大げさかも)
こんにちは
昨日はDVDで「清州会議」を、大河ドラマで「軍師官兵衛」を観ました。
同じ黒田官兵衛のはずなのに、描かれ方が全然違う(笑)。
清州会議の官兵衛なんて、すっごくやな奴だし
どちらが真実の官兵衛に近いのでしょうか?
(個人的には、清州会議の方だと思う。)
歴史は後の施政者によって都合よく書きかえられるし、
伝説も、後々尾ひれがいっぱいついたりするから、
本当のところは誰にも分かりません。
ただ今回「清州会議」を観て考えたことは、
大げさですが「人の心を掴むには?」という点。
秀吉は酒宴で踊りまくり、(ねねのハッチャケぶりがまたスゴイ!)
織田家の家臣をどんどん味方につけていくし、
登場シーンでも農民からの支持が半端ない。
戦国時代なんて、今でいうM&Aの連続だったでしょうから、
買収した先の会社(戦国時代は領国)の社員(家臣や農民)の
共感を得ることが、即戦力に繋がるんでしょうね。
秀吉はそれに長けた人だったのでしょう。
実は先日「のぼうの城」も観たんです。
ネタバレになるので、あまり詳しくは書けませんが、
のぼう様は、城の内外の農民をみんな味方につけちゃうんです。
お金でもなく、脅しでもなく、共感力で!
(というか、田楽で。)
家臣が味方につくのは当たり前で(封建社会ですから)
でも、農民はお殿様が誰でも、自分の田畑が守られなければ
いけないから、トップを見る目が、ある意味ドライなんですよね。
今の世にも生かせる内容ですよね。
あ、もちろん無意味に踊るって意味じゃなくて(笑)。
(当たり前だ)
勉強になった二本でした。
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