三寒四温とはよく言ったもので、暖かかったり寒かったり、
雨が降る度に、朝起きるときの気温が違います。
最近お風呂の給湯器が故障して、入れ替えてもらうついでに、
というか、サービスでいただいたガスファンヒーターも、
悲しいかな、あまり出番がありません(笑)。
さて、古典的な問題ですが、
あなたは映画化された本(もしくは映画やドラマが後になって
ノベライズ化されたもの)を、映画を観る前に読みますか?
それとも観てから読みますか?
私は前者です。
そういう方が結構多いんじゃないかな?
と個人的には思うんですが…。
本を読むと、その情景や人物像が頭にイメージされますよね。
10人読者がいれば、10個のイメージ画があるはずです。
自分が描いたイメージと、後から観る映画やドラマのイメージは
ピッタリ合うってことはまずなくて、大体「え~!」って感じ。
そりゃそうです。
だって映画の画像は、監督さんの脳内イメージだから。
マルコヴィッチじゃあるまいし、他人の目を通して
外の世界を観ることは不可能です。
作家さんの中には、「自分の作品と、自分の作品を原作にした
映画は全くの別物」と語る方もいらっしゃって、
それもそうだよね、って思っちゃいます。
ただ、何か手違いがあって、先に映像を観てしまった場合。
例えば、話題の映画の予告編なんかを、観るつもりはなくても
目に入っちゃうこと、ありますよね?
前置きが長くなりました。
実はこの作品が、そう。
なぜか映画の予告編を先に観てしまったもんだから…。
小説読んでても、主人公の声が
吉永小百合の声でアフレコされる(笑)。
原作と映画はストーリーがちょっと違うみたいですが、
後から映画を観る気にならないなぁ…。
小説はとても読みやすくて、ホッコリできる内容です。
最近は読後感をワザと悪くして、気持ちをワサワサさせる
小説が流行らしいですが、基本ハッピーエンドが好きな
私には、ちょうどいい感じでした。
まあ、ちょっと呑気すぎるけどね。