浜松女性起業家育成講座 第9回

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昨日は浜松女性起業家育成講座の第9回が行われました。
テーマは「起業プランの作成 起業計画書その3」。
講師は税理士で行政書士の山田悦且先生です。

起業をするうえで避けては通れない「お金の話」。
特に収支計画書の作成は絶対必要なのですが、
価格の決め方って本当に難しいですよね。

ともすると同業他社の価格や相場を気にして
それと同じような金額を決めてしまいがちなのですが、
(私もそうでした。)
大切なのは「いくら利益を出したいか?」、
もしくは「いくら売上げれば固定費をペイできるのか?」
という視点です。

仕入れや家賃や人件費を考えれば、
「最低このくらいは売上げなければいけない」というラインが
おぼろげながら見えるもの。
これがあいまいだと、安易に値引きしてしまったりして、
結局自分で自分の首を絞めることになります。

そういった意味で、今日の山田先生のお話はまさに逆転の発想。
でも、起業家にとっては絶対に必要な発想でした。
山田先生、ありがとうございました。

因みに、昨日の講座の最後で山田先生から
ディズニーのお話がありました。
詳しくはネタバレになるので差し控えますが、
「真の顧客サービスとは何か?」について考えさせる、
&泣かされるお話でした。
(知っていらっしゃる方も多いと思います。)

価格設定や収支計画書の作成は、
事業を長く続けていくための大切な「手段」です。
でも、「目的」ではない。

起業家の皆さんの一番大きな目的は、
「自分の商品でお客様に喜んでいただくこと。」だと思います。
(もちろん利益は上げなければいけません。
そうしないと長く続けられませんから。)

数字のお話と人情のお話。
理性のお話と感情のお話。
山田先生は、その両方のお話をしてくださいました。
心にも脳みそにも響いた講座でした。


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