あけましておめでとうございます

カテゴリー │落語日記

あけましておめでとうございます。

年越しは自宅で、いつも通り紅白を観て、
(ラストの蛍の光から、ドーンと「ゆく年くる年」に突入する瞬間が好きです。
喧騒と静寂のギャップが素敵)
今は、さださんの脱力なトークを聞いています。
(おお、一曲目が案山子だ)

実は昨日の大晦日、BSで立川談志の「芝浜」を観たんです。
大晦日ってのがミソでしてね。(ダジャレではありません。)
私はそんなに落語に詳しいわけではないですが、
芝浜は大晦日に演じられることが多いのだそうです。
(話の設定が大晦日だからと思われる。)

立川談志は特に晩年、暮れの時期に芝浜を
演じることが多かったそうで、昨日の放送も
その内の一つを録画したものでした。

私、落語を聴いて初めて泣きました。
自分でもビックリしました。
何度も芝浜は聴いたし、話の筋も全部知っていたのに、
談志の芝浜は違いました。

特に、奥さんが旦那に「実は夢じゃなかったんだ」と
告白するシーン。
これが迫真の演技なのですが、
自分はここまで他人のことを思ったことがあったかなぁと、
ついついわが身を振り返ってしまいました。

昨日の番組はドキュメンタリー形式になっていて、
お弟子さんや仲良くしていた芸能人らが、
立川談志の思い出について語っていました。
本当は芝浜は嫌いだったとか。
あれはファンサービスだったとか。

でも、毒舌家でシャイな談志が演じる芝浜の、
「別れないでおくれよ。
あんたのことが好きなんだから。」というセリフは、
実は自分の奥さんに向けての言葉だったんだとか。
いろいろ興味深い内容でした。

元気なうちに、リアルで聴きたかったなぁめそめそ




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