保育事業者等のための労務管理セミナー

カテゴリー │社会保険労務士セミナー日記

こんにちは(^O^)/
浜松の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー
小田切克子です!

11月15日(水)、笑み社会保険労務士法人様主催
「保育事業者等のための労務管理セミナー」が開催されました。
ご参加の皆さん、ご清聴ありがとうございました。



セミナーは三部構成で、第一部ではビューティーサロンと保育園を
経営されている、株式会社ビューティースマイル代表取締役社長、
高橋繁世様がご登壇され、「真の顧客満足は従業員満足から生まれる。
では、従業員満足を高めるために、経営者として何をすればいいのか?」
についてお話いただきました。
「大変なことも、たくさんあった。」という
高橋様のリアルなお話が、胸に迫りました。



第二部では、笑み社会保険労務士法人代表の鈴木美江様より、
保育事業者に合った就業規則やルールブックの必要性、
またその作成のために利用できる助成金等について説明がありました。
保育園は保育士さん一人で見る子どもの人数が決まっていますから、
そう簡単に定員を増やせません。
助成金等を上手に利用して、保育士さんの処遇改善を進めたいですよね。



そして第三部では、私が県や市のワークライフバランスアドバイザーを
務める中で、保育事業者さんに参考になりそうな
具体的事例をお話ししました。

セミナーで、こんなご質問を頂きました。
「女性が働く上で、パートナーの理解や協力は不可欠だと思いますが、
もし女性社員はもっとたくさん働きたいと思っているのに、
パートナーに反対されている場合、会社としてどう対応すればいいですか?」

最近そういう男性は少数派だと思いますが、もしかしたら、
「自分の奥さんはお金のために働きたいのかな?
いや、だったら俺がもっと稼ぐし。
辛い思いして働かなくていいよ。」と、思っているのかもしれません。

だとしたら、「いえいえ。お金ももちろん大切だけれど、
私は今の仕事にすごくやり甲斐を感じてるし、
会社も私を必要としてくれている。
だから可能ならもう少したくさん働きたいんだ。」
という事を伝えなければいけません。

もし会社が後押しするとしたら、
例えば職場見学会のような形でパートナーの方に来て頂き、
その女性社員が如何に優秀で、会社に貢献しているのか、
伝えたらいいと思います。生き生きと働く奥さんの姿を見たり、
様子を聞いたりすれば、パートナーの意識も変わるかも。

新聞報道によりますと、国は無認可も含めて保育料を
無償化する方向で動いているようです。
方向性云々は脇に置いても、近い将来、
保育士人材の奪い合いが起こるのは必定。
優秀でやる気のある保育士さんに、なるべく長く働いてもらう。
そして、一度離職した保育士さんにご自分の園で再び働いてもらうよう、
環境整備を進めて参りましょう!

社会保険労務士は、そのお手伝いを積極的にさせて頂きます!


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