龍馬伝から人の認識について学ぶ

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龍馬伝、見てますか?
私は第1回を、つい先日見ました。
第2回は見逃したため、土曜日の再放送を録画します。

大河ドラマを見るのは久しぶりです。
数年前、新撰組を見ていたのですが、
秋頃、新撰組の内部崩壊が激しくなり、
毎週好きなキャラクターが死んでしまうのにめげて、
見るのをやめてしましました。

今年はどこまで続くか、今から楽しみです。

第1回をこれから見るという方は、ネタばれになるので
ここからしばらく目を細めにして読んでください。

いろいろな感想はあろうかと思いますが、
私は好きです。ナイーブな福山龍馬。

特に印象的だったのは、母親が自分をかばうために
死期を早めてしまう場面。

こういう場合、予想されるのは

1.自分が上士の子にぶつからなければ、
  母は死なずに済んだのにと自分を責める。

2、上士を恨んで、仇討を誓う。

龍馬のすごいところは、どちらの考えも持たないと
いうところです。
(持たないことから、仲間に軟弱と責められるんですけど。)

仲間に「お前の母親は上士に殺されたんだろう。」
と言われ、龍馬はこう答えます。

「母は病で死んだ。」

また、他の場面ではこう言います。

「憎しみからは何も生まれない。」

客観的に見れば、龍馬の母親は長く闘病していたのですから、
もともとあの日に亡くなる運命だったかもしれない。
(もちろん、あの事件が死期を早めたという可能性は
とても高いですが。)

ただ、そういう時に家族、特に子供はその死を
客観的に捉えることはできません。

事実をどのように認識するか、
それによって人の人生は大きく変わります。

さすがに明治維新の立役者である坂本龍馬は、
ものの考え方、認識の仕方が凡人とは違うということでしょうか?

こういった視点で、これからも観ていこうと思います。

余談ですが、武市半平太が出てますよね。
グーグーガンモを思い出したのは私だけでしょうか?


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この記事へのコメント
事実がストレスになるのではなく事実の捉え方がストレスになる。
論理療法っていうのでしょうか。

それと重要なのは
確かカラスを飼う女の子が登場していたであろうという事(笑)
彼女はきっとカラスの捉え方が自愛に満ちていたのでしょう・・・
Posted by 何も専務何も専務 at 2010年01月13日 18:02
何も専務さま。いつもお世話様です。

そう、私の言いたかったのは論理療法(もしくは認知行動療法)についてです。
さすが、専務さま。

「事実は一つ、考え方は二つ」という和田裕美さん。
「事実などない、あるのは認識のみ」という勝間和代さん。
どちらの考え方も、とても興味深いです。

私も、今までの自分を変えるために、ゆがんだ認知を
変えるよう日々努力しております。
Posted by かつかつ at 2010年01月14日 09:50
『龍馬伝』僕も毎週観てます。(『新選組!』『篤姫』も観てました)
実は龍馬&幕末フリークだったりします。(笑)

龍馬の幼少時代の話は殆どフィクションなので、実際にあのように母親が亡くなったのかはわかりませんが、上士と下士との差別に関しては幼い頃から目の当たりにしていたでしょうし、龍馬の家は下士と言えども非常に裕福で上士に金貸しをしていた位で、そうした環境の中で矛盾を感じながら育っていた事は間違いないでしょうね。

『新選組!』は確かに終盤からは隊士たちが次から次へと亡くなっていくので辛い話が多かったのですが、龍馬も終盤は辛い展開となりますので、覚悟して観てください。
半平太も岡田以蔵ら土佐の仲間(土佐勤王党)も戦で死んだり、処刑されてしまいます。
そのシーンが一番のヤマ場になるかと思いますが、龍馬と半平太は対立する関係であっても、お互いに憎みきれずにどこかわかりあえている部分があったと思うので、『龍馬伝』でも描いてほしいなぁと思っています。
Posted by BIN at 2010年01月18日 01:25
BINさま、お久しぶりです。
いやあ、BINさんって歴史詳しいんですね。
ひょっとして今流行りの歴男?

来週試験があるんで、龍馬伝2話と3話は録画したまま
見てません。終わってからのお楽しみ。

幕末ものは話が悲惨になりがちなので、
ちょっと苦手だったんですけど、
今回は覚悟して(?)見ようと思います。

ライブ情報、また教えてください。
(GIMEさんは、最近ちょっとサボり気味です。)
Posted by かつかつ at 2010年01月18日 09:29
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