不況でもモノが売れる魔法?

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今日は本の紹介です。

「買いたい!」のスイッチを押す方法 消費者の心と行動を読み解く (角川oneテーマ21)


小阪裕司著

日経MJで、コラム「招客招福の法則」を書かれている方です。
和田裕美さんのポッドキャストを聞いていたら、
ゲストで小阪さんが出演されていて、
お話が面白かったので、読んでみました。

人間が買い物をする時には二つのハードルがあって、
一つ目は、「買いたいか、買いたくないか」というハードル。
二つ目は、「買えるか、買えないか」というハードル。

不況は二つ目のハードルを高くするけれど、
人の「買いたい」という情動に訴えれば、
不況でもモノは売れると、小阪さんは書いておられます。

マーケティングを脳科学の立場から考えるという切り口が、
目新しい本です。

また、森永乳業のプリンや、ハーレーダビッドソンなど、
実際の商品を題材にしているので、分かりやすいのも特徴。

以前とんきぃさんにお邪魔した時に、社長さんが
「うちの商品は、説明商品だから。」とおっしゃっていたのを
思い出しました。

説明を聞く前と聞いた後では、「買いたい」という気持ちが
全然違いました。

小売業でない方が読まれても、参考になると思います。





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