2010年03月11日10:49
いい人に見られたい?≫
カテゴリー │本
昨日のパソコントラブルは、夜に解決しました。
私がうっかり(?)外でパソコンを落としても大丈夫なように、
ロックをかけてあるのですが、
そのロックが外れなくなっていました。
何だか「自分の掘った落とし穴にはまる、かつお君」のような
複雑な気分でした…。
さて、気を取り直して、最近読んだ本の中から。
「いい人に見られたい」症候群―代償的自己を生きる (文春新書)
根本橘夫著
「いい人」を演じているという感覚。
それゆえに「偽りの自分」を生きているという感覚。
別な「本当の自分」があるという感覚。
自分探しの流行。
本書は、なぜこうした心理や行動がもたらされるかという問いに対して
「代償的自己」という概念でアプローチしています。
「いい人に見られたい」
ちょっとドキッとする言葉です。
自分にもあてはまる事項がいくつかあり、興味深く読み終えました。
他人の評価ばかりが気になって、ちょっと辛い人へお勧め。
結婚貧乏 (幻冬舎文庫)
平安寿子他著
複数の女性作家によるアンソロジーなんですが、
タイトルにある通り、幸せで何一つ不満のない結婚生活のお話…、
でないことは明らかです。
平さんの短編が好きで、それ目当てで読みましたが、
この中では三浦しをんの「森を歩く」が良かったかなぁ。
女性作家の描く女性って、リアルなのはいいけれど、
えげつない表現も多くってちょっと苦手です。
(男性作家の描く、そんな奴おやんやろ?ってのも
同様に苦手ですが…。)
確かにこの小説が描くような女性(結婚に過度に期待したり、
結婚する相手によって自分のレベルが決まると思っている女性)
もいるかもしれないけれど、そうじゃない人も多いんじゃないかなぁ、と
天の邪鬼な私は、思ったわけです。
(ああ、だからサバサバしてるとか言われちゃうのね、私。
)
独身で、結婚に夢見る女性にはお勧めしません。
かなり、ビターな一冊です。
私がうっかり(?)外でパソコンを落としても大丈夫なように、
ロックをかけてあるのですが、
そのロックが外れなくなっていました。
何だか「自分の掘った落とし穴にはまる、かつお君」のような
複雑な気分でした…。

さて、気を取り直して、最近読んだ本の中から。
「いい人に見られたい」症候群―代償的自己を生きる (文春新書)
根本橘夫著
「いい人」を演じているという感覚。
それゆえに「偽りの自分」を生きているという感覚。
別な「本当の自分」があるという感覚。
自分探しの流行。
本書は、なぜこうした心理や行動がもたらされるかという問いに対して
「代償的自己」という概念でアプローチしています。
「いい人に見られたい」
ちょっとドキッとする言葉です。
自分にもあてはまる事項がいくつかあり、興味深く読み終えました。
他人の評価ばかりが気になって、ちょっと辛い人へお勧め。
結婚貧乏 (幻冬舎文庫)
平安寿子他著
複数の女性作家によるアンソロジーなんですが、
タイトルにある通り、幸せで何一つ不満のない結婚生活のお話…、
でないことは明らかです。

平さんの短編が好きで、それ目当てで読みましたが、
この中では三浦しをんの「森を歩く」が良かったかなぁ。
女性作家の描く女性って、リアルなのはいいけれど、
えげつない表現も多くってちょっと苦手です。
(男性作家の描く、そんな奴おやんやろ?ってのも
同様に苦手ですが…。)
確かにこの小説が描くような女性(結婚に過度に期待したり、
結婚する相手によって自分のレベルが決まると思っている女性)
もいるかもしれないけれど、そうじゃない人も多いんじゃないかなぁ、と
天の邪鬼な私は、思ったわけです。
(ああ、だからサバサバしてるとか言われちゃうのね、私。

独身で、結婚に夢見る女性にはお勧めしません。

かなり、ビターな一冊です。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。