大先生の教え

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今日のお昼ご飯です。

アクトシティ地下の、イタリア食堂マンマ・ミーアさんで。
日替わりパスタとサラダとドリンクのセット。750円也。

さてさて、今日は真面目に仕事のお話。
私は社会保険労務士と行政書士という、
言うなれば民間と公的機関を結ぶお仕事をしています。

社労士だったら、会社さんの書類を年金事務所や
ハローワークに提出したり、
行政書士だったら、個人や会社のお客様の書類を警察や
入国管理局や土木事務所などに提出します。

つまり、お役所相手のお仕事だということです。

皆さんそういう人ばかりではありませんが、
お役所の中には、
「聞くたびに違うことを仰る」方がいらっしゃって、
前回通った書類が、今回は通らないなんてことが、ままあります。
他にも、Aさんがいいと仰ったことをBさんが覆すとか…。
(もちろん、民間にもそういう状況はあるかもしれませんが。)

行政書士の大先生の下で修業をしていた10年間、
そういう状況に置かれて爆発しそうな私に、
大先生はこう言って諭してくださいました。

「いいかね。この仕事を続けたかったら、
絶対お役所と喧嘩しちゃダメだよ。
相手も人間なんだから間違いはある。
でも、そこを指摘して無理に書類を通すと、
相手に恨まれるでしょ?

向こうも人間だから、そういうことはいつまでも覚えていて、
次回から絶対意地悪されるよ。

僕らはお客さんの方を向いて仕事をしていればいいの。
お役所に意地悪されて誰が一番困るの?
お客さんでしょ?

だから理不尽な目にあって、納得いかないって思っても、
はいそうですかってニコニコしてればいいの。
それにそういう時素直に聞いておくと、
向こうも目をかけてくれるようになるから、
こっちが本当に困ったときに助けてくれるよ。

小田切さん、僕らの仕事ってそういうものだよ。」

実はつい最近も役所の対応に腹が立って、
切れそうになったのですが、
大先生のこの言葉を思い出し、グッと我慢しました。

もちろん、表情には出ていたと思いますが(笑)。
(おでこにムカッマークがついていたはず。)

何のために、誰のためにこの仕事をしているのか、
思い出すことができて、結果的には良かったです。ニコニコ


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