2014年09月21日11:42
「キャリアアップ」という言葉への違和感≫
カテゴリー │日記
こんにちは
朝晩、すっかり冷え込んできました。
これからセミナーも続くので、
特に喉だけは大切にしないと!と思ってます。
さて、一昨日(19日)NHKでこんな番組を観ました。
ナビゲーション「どうすれば増える 女性管理職」
http://www.nhk.or.jp/nagoya/navigation/index.html
「2020年までに指導的地位に占める割合を30%程度に」
政府が成長戦略に掲げ、今注目を集める管理職や
役員への女性の登用。その能力に期待する企業の
間で登用の動きが広がる一方で、仕事と家庭の
両立を迫られる女性の側には「戸惑い」も生まれています。
どうすれば働く女性のキャリアアップが実現し、
女性の登用が進むのか?
働く女性の声に耳を傾けながら、そのヒントを探っていきます。
(番組HPより引用)
例えば、自分の職場に女性管理職がいないので、
どういう働き方をすればいいのかイメージできない、
という女性社員は、外部のセミナーに参加し、
他社の女性管理職から
「今頑張らないと、キャリアが中断してしまうって
焦るかもしれないけれど、次は絶対にあるから大丈夫。」
と体験談を話してもらい、安心していました。
ただ、私が抱いた違和感は二つ。
一つは、男性も含め長時間労働を無くしていかなければ、
女性の管理職は増えないだろうということ。
仕事と家庭の両立を迫られるのは、
何も女性だけではないでしょう。
もう一つは、「キャリアアップ」という言葉への違和感。
言葉狩りをするつもりは全くないのですが、
キャリアとは「職業人生」のこと。
職業人生にアップもダウンもありません。
これはキャリアカウンセラーの勉強をする中で、
先生に口酸っぱく言われたことです。
管理職になりたい人もいれば、
現場でずっと働きたい人もいる。
大切なのは、その人の働きやすい環境で、
男性女性関係なく、長く勤められる社会を
構築することではないでしょうか?
もちろん、女性管理職は必要です。
女性のお客様のニーズを正しく把握するため、
優秀な女性社員を教育するため、
ダイバーシティー(多様性)を認めることは、
ひいてはその会社の長期的な成長に繋がります。
世の中の半分は女性なのに、管理職が1割に満たないのは、
それを阻害する要因が社会にあること、
女性にまだまだ遠慮があること、等が考えられます。
政府の数値目標も、ある程度の女性リーダーが現れるまでは
必要なものなのかもしれません。
でもね、「キャリアアップ」という考え方はちょっとおかしい。
男性だって、全ての人が管理職になりたいわけでも
ないでしょうしね。
近頃こういう話題がテレビで取り上げられることが多いので、
それはそれでいいことだと思いつつ、
頭の中で「???」が広がることも多い、今日この頃です。

朝晩、すっかり冷え込んできました。
これからセミナーも続くので、
特に喉だけは大切にしないと!と思ってます。
さて、一昨日(19日)NHKでこんな番組を観ました。
ナビゲーション「どうすれば増える 女性管理職」
http://www.nhk.or.jp/nagoya/navigation/index.html
「2020年までに指導的地位に占める割合を30%程度に」
政府が成長戦略に掲げ、今注目を集める管理職や
役員への女性の登用。その能力に期待する企業の
間で登用の動きが広がる一方で、仕事と家庭の
両立を迫られる女性の側には「戸惑い」も生まれています。
どうすれば働く女性のキャリアアップが実現し、
女性の登用が進むのか?
働く女性の声に耳を傾けながら、そのヒントを探っていきます。
(番組HPより引用)
例えば、自分の職場に女性管理職がいないので、
どういう働き方をすればいいのかイメージできない、
という女性社員は、外部のセミナーに参加し、
他社の女性管理職から
「今頑張らないと、キャリアが中断してしまうって
焦るかもしれないけれど、次は絶対にあるから大丈夫。」
と体験談を話してもらい、安心していました。
ただ、私が抱いた違和感は二つ。
一つは、男性も含め長時間労働を無くしていかなければ、
女性の管理職は増えないだろうということ。
仕事と家庭の両立を迫られるのは、
何も女性だけではないでしょう。
もう一つは、「キャリアアップ」という言葉への違和感。
言葉狩りをするつもりは全くないのですが、
キャリアとは「職業人生」のこと。
職業人生にアップもダウンもありません。
これはキャリアカウンセラーの勉強をする中で、
先生に口酸っぱく言われたことです。
管理職になりたい人もいれば、
現場でずっと働きたい人もいる。
大切なのは、その人の働きやすい環境で、
男性女性関係なく、長く勤められる社会を
構築することではないでしょうか?
もちろん、女性管理職は必要です。
女性のお客様のニーズを正しく把握するため、
優秀な女性社員を教育するため、
ダイバーシティー(多様性)を認めることは、
ひいてはその会社の長期的な成長に繋がります。
世の中の半分は女性なのに、管理職が1割に満たないのは、
それを阻害する要因が社会にあること、
女性にまだまだ遠慮があること、等が考えられます。
政府の数値目標も、ある程度の女性リーダーが現れるまでは
必要なものなのかもしれません。
でもね、「キャリアアップ」という考え方はちょっとおかしい。
男性だって、全ての人が管理職になりたいわけでも
ないでしょうしね。
近頃こういう話題がテレビで取り上げられることが多いので、
それはそれでいいことだと思いつつ、
頭の中で「???」が広がることも多い、今日この頃です。
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