リスクを取らないリスク

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CDを買う時に、「ジャケ買い」ってありますよね?
ジャケットだけ見て、直感的に買う!みたいな行動。
本にもあります。「タイトル買い」
私は結構多くて、もちろん当たり外れはありますが、
今回は当たりの部類だと思います。

著者の名前を見てピント来た方は、かなりのテレビ東京通。
「ワールドビジネスサテライト」という番組で、
時々アメリカからレポートしている堀古さんの新刊です。

私自身、常にマネーセミナーで、
「リスクを取った分だけ、それに見合ったリターンが得られます。」
と言っていますが、まさにそういう内容で、
今までの日本社会では、会社や金融機関が代わりに
取ってくれていたリスクを、今後は個人で取っていかないと
大変なことになりますよ、という警告書でした。

堀古さんは銀行を辞め、アメリカでファンドマネージャーに
なった訳ですが、それこそ「リスクを取った生き方」を
体現されてますよね。
銀行員のままでいれば約束されたであろう給料や退職金や
年金を捨てて、独立したわけですから。

でも、当然それに見合ったリスクはあるわけです。
ファンドマネージャーには定年がありませんから、
いくつになっても、自分が働きたいだけ働くことができます。
実際アメリカには80歳を超えたファンドマネージャーが
たくさんいるんだそうです。

日本は少子高齢化で年金の受給額は減るだろうし、
受給年齢はどんどん先送りされる可能性が高い。
会社員であれば定年があるし、ある年齢になると
給料が下がったりもするけれど、
フリーで働いている人は、年金もらいながらでも
自由に働ける。これは大きいです。
それは、独立というリスクを取ったご褒美なんですよね。

それに、会社員の場合、会社の利益が上がったからといって
必ず給料に反映されるわけではありません。
(実際アベノミクスで企業業績は上がっていますが、
賃金は思うほど伸びていません。)
その点、フリーであれば儲けは自分の頑張り次第です。

そう考えると、私も(特に意識したわけではないですが)
独立してフリーで働くという、リスクを取った行動をしている訳です。
それに見合ったリターンが早く得られると良いなぁ…。(遠い目)

因みに「リスクに見合ったリターンが得られる」のが、投資。
「リスクに見合ったリターンが得られるかどうか分からない」
のは投機、またはギャンブルです。
リスクに見合ったリターンが得られるのが、投資のお約束ですから、
ひたすら信じて待つとしましょう(笑)。







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