天国への階段~Stairway to Heaven~

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最近映画やら本やらのご紹介が多いこのブログですが、
仕事もきちんとしております!(当たり前だパンチ
で、本日も音楽の話題です。(仕事してます、はい。)

レッドツェッペリンのジミーペイジが来日している関係からか、
最近彼らの音楽を耳にすることが多いですよね。
先日もこの曲をある場所で耳にして、
「ああ、これって確か、死んじゃった母親に会うために、
女の子が天国への階段を探す歌詞だったよなぁ…。」
としんみり聴いていたのです。



ところが!ちょっと気になって、この曲の対訳を読んだところ、

そんなことは、どこにも書いてないじゃないか!びっくり

ああ、思い込みって恐ろしい&恥ずかしいわーん
私ったら勝手に誤解して、しかも勝手に感動してたのに。
(事実、この曲と山口百恵の秋桜は、私の必涙鉄板楽曲。)

いや、ちょっと待てよ。いくら思い込みの激しい私でも、
何の根拠もなしにそんな風に何年も思い込むだろうか?
というか、そんなオリジナリティ、私にあったか?
と、数時間悩んだところ、思い当たる節がありました。

子供の頃、夢中になって読んだ漫画「はみだしっ子」です。
ご存知ですか?
1970年代に「花とゆめ」誌で連載されていた、三原順先生の名作。
10歳前後のはみだしっ子(親に捨てられたり、親を捨てた)
四人が、お互い助け合いながら成長していく物語。
少女漫画とは思えない、ダークで救いのない内容に、
涙したものです。めそめそ

そのはみだしっ子の一人グレアムは、
有名ピアニストで超ワンマンな父親に
ピアノの英才教育を受けていたのですが、
ある事故がきっかけで片目を失明してしまうんです。

母親代わりの優しい伯母さん(母親は夫から逃れるため離婚)
は病弱で、もう先は長くないと言われていたのですが、
可愛がっていたグレアムのために、自殺してしまいます。
「私の目を、あの子にあげて。」と言い残して。

キリスト教では自殺者は天国に行けません。
お葬式もあげてもらえない伯母を悼んで、グレアムが言うんです。
「天国に行くのに最もふさわしかった優しい伯母さんは、
天国への階段を最後の最後に踏み外した。」
(細かい表現が違っていたらすみません。)

この強烈なストーリーと、天国への階段という楽曲名が
私の中で化学反応を起こし、「女の子が死んじゃったお母さんを
探すために、天国への階段を探す」という歌詞に、
脳内で勝手に作り替えちゃった、らしい。多分。ガーン

実際、この「はみだしっ子」のストーリーやタイトルには、
1970年代の英米のヒット曲がモチーフとして使われていたし、
きっとこの伯母さんのシーンにも、「天国への階段」を
イメージさせる記述があったに違いない。(多分)

どうでもいいっちゃ、どうでもいい話なんですが(笑)、
私の思い込みの激しさと、オリジナリティのなさが
証明された出来事ではあったと思います。
(だから何?という突っ込みは、ご容赦ください。えーん




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