エール!

カテゴリー │映画家族の肖像日記

こんにちは(^O^)/
浜松の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー
小田切克子です!

今日は、去年の秋に観た、映画のお話。
お休みの日に、「ちょうどいい時間帯だから」って、
軽い気持ちでチョイスしたのに、私的大ヒットびっくり
90分間、泣きっぱなしでした(笑)。にんまり



公式HP↓
http://air-cinema.net/

主人公は、平凡な女子高生。
家族は、彼女以外全員耳が聞こえない。
実は彼女には、素晴らしい歌の才能があった。
問題は、その歌声が家族に聞こえないこと。

もうこの粗筋だけで、お茶碗3倍くらい涙が出ますね。
私の家も、私以外全員障がいがあって、
家族ももちろん大変だったけれど、私も大変だった。

子どもの頃から、家族の代わりに、
社会とのパイプにならなきゃいけない。
だから、子どもでいられないんですよね。
早く大人にならないといけない。

当然、家族は主人公の挑戦を快しとしません。
彼女がいなくなってしまったら、いろいろ困る。
さあ、その結末は…。

この映画から学んだこと。
どんな悲惨な状況でも、
いえ、悲惨な状況だからこそ、
ユーモアが必要だということ。
あとは、やっぱり家族愛ですかね。(観てのお楽しみ)

ちょっと気になったのは、予告編と本編で翻訳が
違うんじゃない?っていうところが、いくつかあったこと。
お母さん、本編では結構エグイこと、言ってたんですけどね。
翻訳者が違うのかな?
フランス語が堪能なら、分かるんですけどね。
残念(笑)。にんまり

公開はもう終わってしまったので、
DVDが出たら、自分の涙活映画に加えようと思います。

またみてね

実はここまでは、去年の秋に書き終えていました。
でも公開する勇気がなくて、今まで塩漬けにしてたんです。

「障がい者なんて、いなくなればいい。」
テレビから流れてきた、救いようのない一言に、
やはり公開しておこうと、思い直しました。

私の家族は全員、障がい者でした。
私はいろいろな偶然が重なって、
どうやら健常者というカテゴリーに
今のところはいるけれど、
ひょっとしたら、障がい者になっていたかもしれないし、
これからだって、いつ病気や事故で
障がい者になるかもしれない。

遺伝上の問題で、必ず障がい者は生まれます。
ある一定の確率で。
「生きている価値がない」など、
人間の決めることではない。
それはもう、神の領域です。

私たちはすぐに多数決の原理でものを考えてしまう。
だけどもしこの世界が、
障がい者を排除する世界であったなら、
少なくとも、私はこの世に生を受けなかった。

あの若者に足りなかったのは、
想像力なのか、愛情なのか、
今はまだ分からないけれど、
そういう若者を生み出したこの社会の
これからを真剣に考えるとともに、
亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたいと思います。






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