「在宅ひとり死のススメ」を読んで

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こんにちは(^O^)/
浜松の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー
小田切克子です!

「願わくは 花の下にて 春死なん
その如月の 望月の頃」

こんなふうに、自分の死に方を自分で決められたら、かっこいいなぁ…。
中学でこの歌を習った時、そう思いました。

ユングがいうところの「人生の正午」を過ぎた今、
いつまで生きられるかは、神のみぞ知るだけれど、
せめて死に場所くらいは自分で決めたい!
強くそう思います。



上野の新刊。(本当に尊敬する人には、敬称は付けない。
ベートーベンさんとか、ゴッホさんって言わないのと同じ)
帯に書いてあった文章に、激しく膝を打ちました。
(本屋さんなのに…。^^;)



私も上野同様、家族がいません。
看取ってもらうために、家族をつくろうとも思いません。
出来れば住みなれた家で、静かに逝きたい。
それを「孤独死」なんて言われたら、たまったもんじゃありません。
(まあ、もう死んでるからいいんだけど)

孤独死というと、死後何週間も何ヶ月も経って発見され、
夏の暑さで遺体は痛み、異臭は耐え難く…、ってイメージですよね。

だけど上野はこう言います。

「孤独死したひとびとは、生きているうちから孤立した生を送っています。」

つまり、元気なうちから仲間を作り、
(それも近過ぎず遠過ぎずの、ほどほどの距離感で)
姿が見えなくなったら、2〜3日で見つけてもらうような、
そういう生活を送ればいい。
それなら、私にもできそうです。

あと、有効な遺言書を作ったうえで、その執行人もしっかり決めて、
迷惑をかけない程度のお金を残すこと。
上野はここでも言います。
少しくらい、迷惑かけたっていいのよ。最期なんだから。

うーん。ますますホッとする。( ´∀`)

結婚していても、していなくても、死ぬ時はひとり。
特に女性は、パートナーより長生きする可能性が高い。
自分の死に方を決めることは、最後の、
そして最高の自己決定権なのかもしれません。





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