マカオ旅行記 その5

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最終日の午前中は自由行動で、11時に集合、いよいよ帰国です。
ホテルから周りのホテルを撮ってみました。
夜はネオンでとってもきれい。
日本みたいな節電とかは、あまり考えていない感じです。





楽しい4日間でしたが、いろいろと考えさせられました。
私がマカオに来た23年前は、観光客が日本人ばっかりだったし、
ホテルはリスボアくらいしかなくて、日本語ももっと通じた気がする。

その1でも書きましたが、経済の主役は完全に中国人に置き換わり、
ホテルも英語か中国語、ポルトガル語しか通じません。
バブルで楽をしたツケがまわって来た感じですね。
そりゃあ、外国ですもの。せめて英語くらい話せないと…。
今回の旅行で痛感しました。
相手の言うことは大体わかるんだけど、こっちの要望が伝えられない。
(例えば朝ごはんのビュッフェのヌードルカウンターで、
麺は当然入るんだろうと思って具だけ選んだら、
巨大な野菜スープが出てきたり…。ガーン食べたけど(笑)。)

ラスベガスから大資本がマカオに入ってきて、ホテルがたくさん
建ち始めた頃は、サービスが追い付かなくて、
従業員教育もあまりできてなかったそうな。
客室の電話をメイドさんが勝手に使っちゃって、
お客さんに請求が来てトラブルになるなんてことも、
珍しくなかったそうです。
でも、今は従業員教育も行き届いて、とてもサービスの良いホテルでした。

マカオは1999年に中国に返還されましたが、
50年間は以前の体勢を維持するそうで、
公用語はポルトガル語だし、法律もポルトガル時代のものが
多く残っています。本格的に中国と一体化した時、
一体どんな風になるのか?香港のこともあるし、興味津々ですね。

今でもマカオは多くの中国人を観光客として迎え、
カジノやショッピングでお金を落としてもらっている反面、
水や食料のほとんどを中国からの輸入に頼っています。
中国とマカオ、マカオと香港、香港と中国。
この三角関係は今後も微妙な緊張が続くんだろうな…。



写真はマカオから香港に向かう高速船の船着き場から、
バスターミナルを撮影したもの。
マカオグランプリの大きな看板が出ていましたよ。

良くも悪くもパワーに満ちたマカオ。
何でものんびりして、ほんわかした日本から見ると、
慌ただしいし、騒がしいし、派手派手しいし。
でも23年前の日本も、きっとこんな感じだったはず。
アジアパワー恐るべし!ってことを痛感した
とっても有意義な4日間でした。

快く送り出してくださったお客様、仕事仲間の皆さん、
本当にありがとうございました。
充電できましたので、またお仕事頑張ります力こぶ


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