浜松の子育て事情と課題について

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昨日は、ある団体の主催するセミナーに参加し、
浜松の子育て支援についての勉強をして参りました。

浜松市では現在、年間7000人から8000人の赤ちゃんが
生まれているらしいです。

実家は市内にあるけれど、遠くてすぐには頼れない。

夫の転勤に伴ってよその地域から引っ越してきたけれど、
どんな支援があるのか、情報をどこで手に入れたらよいか
分からない。

その結果、引きこもり状態になってしまう母子にどうやって
情報を届けるかが課題だと、講師の先生はおっしゃっていました。

また、長引く不況から子供を保育園に預けて働きたいという
女性が急増したため、浜松市でも待機児童問題が深刻だと
いうことです。

保育園は待機児童であふれているのに、幼稚園は定員割れ。
かといって、幼稚園が保育園をやるには、人とお金と施設の
問題があります。

昨日の日経新聞に、幼稚園教諭が保育士資格を取りやすくする
制度について、政府が検討を始めている旨が載っていましたが、
そもそも、それぞれの管轄省庁が違うという問題にまず手をつけないと、
根本的な解決にはならないように思います。

また、浜松市では特に年配の方の間に、「幼稚園神話」なるものが
存在し、「子供を保育園にやるのはかわいそうだ。」と
両親に反対され、働くのを諦める女性も少なくないのだとか。

因みに私は保育園出身なのですが、確かに小学校に上がった時、
幼稚園出身の子のお母さんから、
「鍵盤ハーモニカが吹けなくてかわいそう。」と言われ、
意地になって練習した覚えがあります。
(負けず嫌いの性格は、この時期から始まっていた…。)

あれから30年以上たつのに、あまり状況は変わってないのですね。

ああ、今日も真面目なお話でした。
話に落ちがないと自分的にはちょっと物足りないのですが、
深刻な話なので、あえて落ちはつけません。
っていうか、つけられません。



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この記事へのコメント
こんにちは。
私も県外出身者で、実家が県外なので、知り合いも少なく、
子供を持つ事になった場合、どこにどんな情報があるのか 等
とても関心があります。

地道に経験者の知り合いを増やすのが近道なのかな…と
感じたりすることもあります。
良い方法があると良いですよね。

「幼稚園神話」って、なんだか凄いですね。
静岡県は保守的な土地だ、と聞いてましたが、
色々な所で負担が大きそうですね。
Posted by ユウキ at 2010年01月28日 12:24
ユウキさま、お久しぶりです。
お元気そうで何よりです。

子育て支援については、私が初めて知るものばかりでした。
やはり情報はアンテナ張ってないと集まりませんね。

でも、そもそもアンテナをどの方向に張ったらいいか、
外から来た方には分かりにくいと思います。
広報の在り方も、もっと工夫が必要なのかも。

静岡は保守的かと言われれば、うーん確かにそうかも。
中にいると、分からなくなっちゃうんですよね。
Posted by かつかつ at 2010年01月29日 09:46
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