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昨日のお昼ご飯です。

一昨日セミナーの反省会で行ったケーキ屋さんの、
下の階のタイ・ベトナム料理店　コロニアルキッチン　さんで。

鶏肉のフォーに煮豚丼と春巻きと揚げものと、
ドリンク付いて1180円也。

フォーのスープがコラーゲンたっぷりと、メニューに書いてあったので、
一滴残さず飲み干して参りました（笑）。
明日の朝の化粧のりが楽しみです。

さて、昨日は父の日でしたね。
私は父を16年前に亡くしているので、
特にこれといったイベントはありません。
ただこの季節になると、嫌でも父のことを思い出します。

私は高校を出てからすぐ家出をしてしまい、
以来8年間、父と音信不通でした。
父は私に一度も手をあげたことがないばかりか、
叱ったことすらありませんでしたが、
母と姉に対する父の態度が許せなくて、
私が一方的に父を嫌っていたのです。

父が私を嫌っていなかったことは、
存命中から分かっていました。
それでも許せなかった。思春期でしたからね。

私は小学校高学年の頃に、胸に腫瘍ができて、
手術で取り除いたことがあります。
今ならもっと簡単に取れるのかもしれませんが、
当時は全身麻酔で、胸も大きく切りました。

麻酔から覚めた時、父の手を握っていたのを覚えています。
おぼろげな視界の中、覚醒した瞬間に
懐かしい父の顔が視界に入ってきて、
ひどく安心しました。

その後、同じ病室のおばさまにこう言われました。
「あなたのお父さん、あなたのことが本当に可愛いのね。
お見舞いに来る時の、目が違うもの。幸せだね。」

その時は「そんなもんかな？」って感じでした。
後から聞いたのですが、摘出した腫瘍の細胞診の結果を
父はひどく気に病んでいたらしいのです。
幸い良性だと分かったものの、四針も縫った私の胸を
ひどく心配していたと。
「将来結婚するときは、はじめにちゃんと説明しないと。
女の子なのに、こんなに大きな傷ができて可愛そうに。」

父はシャイな人で、私の前ではそんな素振りは微塵も見せなかったし、
私はとにかく父を嫌っていたので、意思の疎通もできず。
もし今も元気でいたら、ありがとう、ごめんねって言えるのに。

私が仕事仲間のFPさんに
「お父さんは大切にしなよ。」ってしつこく言うのは、
実はこんな気持ちがあるからなのでしょう。

孝行したい時に親はなし。
お父さん、ごめんね。そして、ありがとう。
今ならきっと素直に言えるのに、人生って難しいですね。