ウィスキー事始め

カテゴリー │お酒日記


こんにちは。
年末でやることはたくさんあるのですが、
ついついブログ書きに逃げる私(笑)。
特にお酒のことになると、饒舌になるんですよね~にんまり

だって、お酒の世界は奥が深いし、
まだまだ知らない大人の浪漫が隠されているのですよ。
今日はそんなお話を一つ。

実は先日、とっても甘い日本酒を呑みました。
若者の日本酒離れを何とか打開しようと、
酒造メーカーが開発した、デザート感覚の日本酒です。
当然私には甘すぎて、(そりゃ、そうだ。)
最後まで呑めなかったのですが、その時感じた疑問。
「お酒の世界から若者に近付かなくたっていいんじゃない?」

若い時はビールが苦くて、美味しいとは思わなかったけど、
早く大人の世界の仲間入りをしたくて、無理して呑んでました。
そうすると不思議なもので、だんだんその美味しさがわかってくる。
今では「この苦味がビールだよね!」って感じです。

サンマのワタだって、シソの葉だって、セロリだって、
大人になってから大好きになったものが、たくさんあります。
味覚が発達したのかどうか、詳しいことはわかりませんが。

日本酒が苦手なら、水のように呑みやすい日本酒もあります。
酒場や酒屋さんで相談して、自分に合った日本酒から始めればいい。
何も甘酒のように甘い日本酒を作る必要はないんじゃないか?
酒造メーカーが若者に近付かなくても、美味しいお酒を造っていれば
若者は精一杯背伸びして、いろいろ試行錯誤を繰り返して、
自らお酒の世界に入ってくると思うんですよね。

なーんて、エラそうなことをバーで話していたら、
マスターにピシャリと言われちゃいました。
「あのね、小田切さん。
酒造メーカーにも社員を食わせにゃならんという使命があるだに。
日本酒を飲むお客さんがどんどん減っていくのを、
指くわえて見てるわけにはいかんら。」

ニッカウィスキーというウィスキーメーカーがありますが、
元々の社名は、大日本果汁株式会社というそうです。
ウィスキーは樽詰めしてから販売できるまで何年もかかるので、
その間社員を食べさせるため、リンゴジュースを売っていたんですって。
日本酒メーカーが甘いお酒を造るのと似てるでしょ?って。

そっかぁ。私はまた片方からものを見てたなぁ。
作り手側の気持ちなんて、考えてなかったや。反省。

で、頂いたのがホットウィスキー。
実は私、ウィスキーが苦手なんです(笑)。
(日本酒が苦手な若者を語れるのかパンチ
あの独特の匂いがどうも…。
ホットにしたら、もっと匂いが鼻につくんじゃない?

そんな心配は杞憂でございました。
写真の「タラモア・デュー12年」は、アイリッシュウィスキーの中でも
クセが少なく、呑みやすいことで有名なんですって。
これなら私にも美味しく呑めるラブ

よし、これを足掛かりに、ウィスキーの世界を覗いてみますか。

おすすめじゃ!!


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